大将がお山に行っていた春分の日、お洒落なエリアとして有名な岡本に行ってきました。
阪急電車に乗るのは、芦屋川のヨドコウ迎賓館に
雛人形展を見に行って以来なので2年ぶりですし、岡本駅に至っては
大学生の時に、甲南大学の大学祭に遊びに行って以来なので
もう計算できないほど前です。
今回の目的地は、駅の北側にあるベトナム刺繍のお店でした。
初めての場所なので、また迷うのではないかとドキドキしましたが
駅の北出口からほんの1mのところにあったので
無事に到着することができました。
お店の入口のテラスに立っただけで、ワクワクします。
実は、三宮にある別のお店で、可愛らしいお花の刺繍が施された
こちらのペンケースを見つけ、一目惚れして買いました。それ以来
またちゃんと歩けるようになったら来てみたいと、ずっと思っていたのです。
古民家を改装したと思われる店内には、可愛らしいものがいっぱいあって
ここで待ち合わせたお友達と、あれやこれやと目移りしながら
他にお客様がいらっしゃらないのをいいことに、そしてお店の方も
ゆっくり見ていって下さいねと言って下さったのを幸いに、楽しい時間を過ごしました。
お店を出た後は、近くにある岡本南公園に行きました。
ここは、作家、水上勉さんの小説 「 桜守 」 の主人公となった実在の人物の邸宅跡を
神戸市が買い取って、公園にしたのだそうです。
残念ながら、桜はまだ1分咲きといったところでしたが
お花を付けた枝の下では、お弁当を広げているご家族もいらっしゃいました。
私たちもお腹が空いたので、予約していたレストランに向かい
そこの名物だというローストチキンを食べました。
皮パリパリ、中はしっとりの鶏さんを
ガーリックの利いたりんごのソースでいただき、幸せでした。
食後は、腹ごなしにオシャレな街をそぞろ歩きしましたが
その中で見つけた雑貨屋さんが、6年前に見た映画のロケ地になっていた、
ナイーフというお店だったことが分かり、ここだったのか~!と嬉しくなりました。
雨が降り出す前にと早めに帰りましたが、三宮から電車で9分の
岡本への小さなお出掛けは、とても楽しかったです。