63

数年前、参加したいと思っていた街歩きツアーのルートに入っていましたが
満席で申し込めず、それ以来ずっと気になっていた妙光院の
馬頭観音様を見に行ってきました。
7

入口に立つと、正面奥にいらっしゃる馬頭観音様のお姿が見えました。
ですが・・・・・
20
頭上に馬を乗せていらっしゃる馬頭観音様は、こんな感じかな?と
私が想像していたお姿とは、随分違いました。

高さ6m、台座も合わせると10mにもなるという、青銅製としては
日本一の大きさにも圧倒されましたが、観音様と言えば優しい佇まいだと
勝手に思っていたので、大きく目を見開いた真っ赤な憤怒の形相が恐ろしく、
どうしても、足がすくんで前に進めません。

どなたかお参りの方がいらしたら、後ろをついて行こうと思いましたが
そういう方もなく、30分近くその場で躊躇していました。
回れ右して帰ろうかなとまで考えたのですが、でも、せっかく坂を上って来たのです。

意を決して、なるべく正面は見ないようにしながら

8

脇の階段から、馬頭観音様を目指すことにしました。

9

途中にいらっしゃった観音様方は、優しいお顔の方々でした。

10

拝殿の左右には、一対のお馬の像が配されていて

11

狛犬さんや、お稲荷さんのキツネさんのような感じかなと思いました。
拝殿の向こうに、いよいよ馬頭観音様がいらっしゃいます。

12

前まで行って奥歯を噛みしめ、チラリと見上げました。

13

後ろ足を蹴り上げて暴れ いななくお馬の背中で
左足を大きく上げ、3つのお顔と法具を持った8本の手の馬頭観音様が
炎を背負って、こちらを見下ろしていらっしゃいました。

やっぱりやっぱり、恐くて胸がドキドキします。

14

優しいお姿が多い観音様の中で、唯一、馬頭観音様だけがこのようなお姿なのは
人間の、より強い煩悩を、馬が草を食べるようにバクバクと食べて
断ち切って下さるからだとは、お家に帰って調べて初めて知りました。

動物愛護の神様でもあるようで、こちらでは
たくさんの競走馬の名馬の供養もされているようでした。

21

他にも、大聖歓喜天様をお祀りする聖天堂や

22

毘沙門天様をお祀りする毘沙門堂がありましたが
縁起由来をじっくり読むには、先ほどからの緊張で疲れ過ぎ
写真だけ撮って失礼してしまいました。

18

帰りは、真っ直ぐに坂道を下り

15

母校まで行って

16

校舎の上にあるマリア様を見上げて、少し肩の力が抜けました。

私はキリスト教の信者さんではありませんが、
中高大とカトリック系の学校に通い、マリア様を見ながら過ごした10年間は
やはり今も心の奥底に、大事に仕舞ってあるからかもしれません。


『西嬉 HP』  http://www.nishiki.ecweb.jp/