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3月20日の春分の日、お友達と一緒に
兵庫県立美術館で開催されている 『 ゴッホ展 』 を見に行ってきました。
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本当は3月8日(日)に行くつもりで前売り券も買って楽しみにしていたのですが
今回の新型コロナウィルス感染症の予防措置から、休館になってしまい
17日(火)の再開を待って、最初の休日がこの20日だったのです。

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ところが、何ということでしょうか。
美術館に着いてみると、ゴッホ展の看板の上に大きな貼り紙があり
お昼の12時で臨時休館になると書いてあるではありませんか。
幸い私たちは開館の前に到着していましたので
2時間あれば展覧会を見る事はできるでしょう。
でも、え~~~~~!です。

寝る前に念のために美術館のホームページをチェックした時は
こういうお知らせは出ていませんでした。
前日の夕方の兵庫県と大阪府の往来を自粛という両知事さんたちの要請を受け
当日朝の急な発表になったのではと思われました。

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10時になるとエントランスホールには入れましたが、行列はなかなか前に進みません。
スタッフの方々が、距離を取ってお並び下さいと呼びかけてはおられましたが
みんな早く中に入りたいので、つい前に詰めがちになります。

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ようやく展示室の入口に繋がる階段の下まで来て
行列が進まなかった理由が分かりました。
一人ずつ印の着いた位置で一旦立ち止まり、サーモグラフィーで
体温のチェックをしてOKが出てから入場となっていたからでした。

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やっと入場です。

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ゴッホが、画家として活動したのは、わずか10年でした。
最初は、オランダ南西部の都市、ハーグを拠点に
貧しい農民の生活に根差したリアリズムを追求した絵を描きます。
その頃の絵は、暗い色合いのものが多いです。

ですが、弟を頼ってパリへ行き、その後南フランスのアルルへと移り住むと
ルノアールやセザンヌ、モネなど、当時の印象派の画家たちとの交流もあって

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ゴッホの絵は、劇的に変化するのです。
私たちがよく目にするゴッホの作品は、ここからではないでしょうか。

いくつかの絵のそばには、終生ゴッホの支援者であった弟や
友人たちに宛てた手紙の抜粋が展示されていて
ゴッホ自身の言葉で書かれた絵の解説や、絵への思いを知ることができました。

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今回のゴッホ展のポスターにも使われていた 『 糸杉 』 の絵は、本当に圧巻でした。
重ね塗りを繰り返したことで大きく盛り上がったキャンバスや
筆触をくっきりと残した枝や空からは、強い強い力が感じられました。
会場内はとても混雑していましたので、その絵の前に行くには
並ばなければなりませんでしたが、2回並んでそのパワーをもらいました。

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時計を見ながら少し早めに展覧会を見終え
スヌーピーとコラボした展覧会限定のグッズ売り場に向かいました。

ゴッホとスヌーピーはどんな関係が?と思ったのですが
調べてみると、スヌーピーの原作のピーナツの中で、絵こそ出てきませんが
犬小屋の中にゴッホの作品があるという描写があったのでした。

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グッズコーナーは、レジが7台ほどもあったと思いますが
今まで見たことがないほど混んでいて、
ざっと100人ぐらいは並んでいたのではないでしょうか。
もちろんお部屋の中には納まりきらず、列は外の廊下まで長く長く伸びていました。
そんなに並んでいたら、普段なら諦めますが
私をこの展覧会に誘ってくれたのに、急に病気が分かって来られなくなったお友達に
何かお土産を買ってあげたかったので、頑張って並びました。

帰ろうとして美術館の外に出ると、これから見ようとやって来て
23日まで休館になった貼り紙に驚いている人たちがたくさんいました。
そしてその様子を撮るテレビカメラも何台か来ていました。

ゴッホ展は、とても良かったのですが
あれこれと、少し疲れました。


『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp