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翌日も、とても良いお天気でした。
朝方の4時半に寝たのに6時半に起きたのには、理由があります。
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それは、宿泊客限定の豪華ごちそうビュッフェが
7時スタートだったからに他なりません。

サラダにビーフシチュー、何種類ものパンやハム、ソーセージに
その場で焼いて下さる具だくさんのオムレツ。
和食派の方のためには、白いご飯とお味噌汁や
数種類もトッピングの並んだお茶漬けコーナーもありました。

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そして、お菓子屋さんの本領発揮のスイーツコーナーは
本当に目移りするばかりで

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結局は、朝食タイム終了の9時まで2時間もいたのに
コーヒーゼリーとシフォンケーキしか食べられなかったことが
今、考えてもとても残念でした。

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ゆっくりと朝食を摂っても、チェックアウトの11時半までは
まだたっぷりと時間があります。
お友達の一人がプロのエステシャンさんなので
お化粧をしてくれることになりました。
もう一度パジャマに着替えて、準備万端です。

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自分でやると、お化粧は5工程ほどですが
プロにやってもらうと、何と16工程もありました。

そもそも、そんなに色々な種類のお化粧道具を持っていないので
同じようにするのは無理ですが、例えばファンデーションの場合
リキッドファンデーションの後にパウダーファンデーションを使うなど
面倒がらずに2手間を掛けることで化粧品がきちんと定着し
化粧崩れのしにくいお肌を作ることができるようでした。

他のお友達も鏡の前に集まって、ほほぉ~!とそのお話を聞きました。
残念ながらここではお見せできませんが
仕上がりはいつもの私のお顔とは違っていて、一同、驚いたのでした。

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ホテルをチェックアウトした後は、そのままフロントで荷物を預かってもらい
相楽園に行きました。

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菊花展などの時にカメラを持って一人で来ることの多い場所ですが
お友達とおしゃべりしながら日本庭園をめぐるのも楽しかったです。

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この日は、たまたまハッサム邸が無料公開されていましたので

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明治時代に建てられたモダンな邸内を見せてもらいました。
相楽園に来たのは、日本庭園を見ることも目的のひとつでしたが

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去年の12月に相楽園会館がリニューアルされてできた、
相楽園パーラーにも来てみたかったのでした。

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落ち着いた店内は、大人のカフェといった雰囲気です。
ちょうどお昼時で、海老カツサンドやハヤシライスなどの軽食もあったのですが
先ほどお腹いっぱい食べた朝食のせいで、固形物は喉を通りそうにありません。

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そこで、六甲山系の天然水と国産のレモン果汁と
蜂蜜だけで作ったレモネードを頼み
大きな窓の向こうに広がるお庭を見ながら、カフェタイムを楽しみました。

ただ、エアコンの良く効いた場所は長く居ると体が冷えますので
適当なところで、もう半分残っていたお庭のお散歩の続きに出ました。

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お庭では、何組かの新郎新婦さんたちが結婚式の前撮り写真を撮っていらして
それを見ながら、幸せな気持ちのお裾分けをいただきました。

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相楽園を出て、途中のトアロードにあるオシャレなお店に
気ままに寄り道しながらホテルに戻ると
秋の陽は、もう陰り始めていました。

たった一泊二日の旅でしたが、ご馳走も観光もおしゃべりも
たくさんたくさんした充実の時間でした。

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ホテルに戻って荷物を受け取り、再会を約束しつつ
私たちは、西と東と南の三方に、手を振り合って別れました。


『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp