西遊嬉(saiyuki)

日本料理『西嬉』の女将と大将が綴る日々の出来事

2015年07月

手描きの団扇、海 ・・・ 女将

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お友達に、ちょっとしたお礼をしたかったのですが、買いに行く時間がないままに
約束した日になってしまったので、自分用のつもりで買っていた白無地の団扇に
カラーペンで絵を描いてプレゼントすることにしました。

これなら、たとえ絵が上手じゃなくても、風を送って
暑い夏を少しでも快適に過ごしてもらうという
本来の役目は、果たしてくれるかなと思ったのです。

何を描こうか少し迷ったのですが、夏らしい海の絵にしました。

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描いている内にどんどん楽しくなってきて、表側には昼間の海の上を
裏側には夜の海の中を描きました。
本当は夜の海の中には、カッコイイ鮫を描きたかったのですが
どういう形をしているのかをきちんと覚えていなかったので
龍宮城へ向かう途中の亀にしました。

先日、久しぶりにそのお友達に会ったところ、お家の中ではなく
持ち歩いてまで使っていてくれたので、とても嬉しかったです。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/

桂南光独演会 ・・・ 女将

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先日、新神戸オリエンタル劇場で開催された 
『 桂南光独演会 』 に行って来ました。数年前から行きたいなと思っていたので、念願が叶いました。

知っているお噺はありませんでしたが、気持ち良く大笑いして、ストンと終わった2時間強でした。扇子と手ぬぐいだけで、すべての登場人物やモノを表す落語は、究極の芸能だと改めて感心しました。

それから、最後の演目である 「 胴乱の幸助 」 は、文楽の 「 桂川連理柵 ( かつらがわれんりのしがらみ ) 」 の
パロディだったようです。
桂南光さんは文楽にも造詣が深く、かつて義太夫節を習っていたことがあるというだけあって、義太夫節の
お師匠さんの役で冒頭の部分を語られた時は、へ~、すごい~~~!と思いました。
文楽のことを好きになる前なら、もしかしたらよく分からないままに聞いていただけだったと思いますが、ゲラゲラと
大笑いする場面が多かったこともあって、身を乗り出すようにして45分ほども続いたそのお噺を聞きました。


ひとつのことを勉強し始めると、次々とその先に繋がった新しい扉が見えてきて楽しいです。
お家に帰ってからは、先ほどの4つの噺のあらすじや、どんな漢字を書くのだろう?と疑問に思ったったことなどを確かめ、文楽の 「 桂川連理柵 」 についてや、ついでに上方落語の系譜までを調べて連休の夜を過ごしました。
知らないことを知るのは、気持ちがいいです。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/

海街diary ・・・ 女将

Diary

この前映画を見に行った時に、予告編を見ていいなと思っていた 『 海街diary 』 を見に行って来ました。

お庭に面した縁側や、部屋の入口の壁にある黒くてパチンと押すタイプの電気のスイッチなど、小さい頃に住んでいたお家を思い出して、とても懐かしい気持ちになりました。

アジのフライや、ちくわのカレーや、あんこのお餅や自家製の梅酒など、いわゆる高級でないけれど美味しそうな食べ物が、小さなエピソードと共にたくさん出てきて、その度に 「 あ~、あれ食べたい・・・。 」 と思いました。

お話には、若手の女優さん4人が性格の全く違う四姉妹として登場していました。
自分なら、どの人の性格に似ているのかなと考えながら見るのも楽しかったです。

人生の中で誰にでも起こる大小のさざ波を、日常の中に静かに取り込んで乗り越えて行く様子に、優しいだけではない確かな強さが感じられたいい映画でした。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/

古典芸能入門講座 「 文楽の楽しみ方 」 ・・・ 女将

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5月から、お店の近くにある大学の公開講座に参加して 「 文楽の楽しみ方 」 を
お勉強してきました。

文楽が庶民の間で人気を得るようになった背景や、当時の風俗や地名の由来、
それからもちろん、お話の解釈の仕方などを、テキストやDVDを見ながら学びました。

DVDで見ますと、詳しくない私なら実際の公演では見落としてしまうかもしれない大事な場面や見所が
クローズアップという形で見ることができ、大変、新鮮に思えました。
それと同時に、本来なら右手前方の床の上にいらっしゃるはずの
太夫さんと三味線弾きの方の熱演が見えず、音声のみだというのは
やはり不思議というか、少し物足りない気がしました。

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今回は主に、近松門左衛門作の書いた有名な 『 曽根崎心中 』 というお話を題材にした授業でした。

これは、去年の8月に見た 『 其礼成心中(それなりしんじゅう) 』 のベースになったお話でもありますし、
せっかく色々とお勉強をしたので、実際の公演も是非見てみたいと思いました。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/

イニシエーション・ラブ ・・・ 女将

Photo先月誘ってもらった時は都合が悪くて行けなかった映画が、まだ上映されていることがわかり、誘ってくれたお友達を誘い直して行って来ました。

一見、甘酸っぱい青春恋愛映画なのですが、小説なら最後の2行、映画なら最後の5分で大ドンデン返しがあるミステリーだというのを聞いていたので、敢えてあらすじを調べたりせずに映画館に向かいました。

どんな大ドンデン返しがあるのだろうと、途中の伏線を見逃すまいと一生懸命見ましたが、最後のところでは、やはりまんまと騙され、それまでのすべてがひっくり返されました。

え?え?え?
あ~~~~~~!という感じです。

先に原作を読んでいたお友達は、本の方が面白かったと言っていたので、今それを追体験すべく、本を買ってきて
読んでいます。

それから、このお話は1986年頃の大学生たちを主人公にしているのですが、ちょうどその頃に同じく大学生だった私には、劇中でたくさん流れた当時のヒット曲や、肩パットの入ったデザイナーズブランドのお洋服、ドライブの時には必ず持っていっていたお気に入りのカセットテープなど、色々と懐かしい物が出てきて、見終わった後もお友達と昔話に花が咲きました。

作者は、乾くるみさんという可愛らしいお名前の方なのですが、実は男性なのだそうです。

てっきり女性だと思っていたので、男性だと知って驚いたと同時に、こういうトリックというかミスリードの仕掛け方が、
内容は全く違うのですが、今回のお話の仕掛け方と少し似ているなと思いました。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/

プロフィール

西 遊 嬉

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