映画館には、余裕を持って開演の25分前に着いたの
ですが、真ん中あたりの席は、すでにかなり埋まっており
前の方か後ろの方しか、空いていませんとチケット売り場で
言われました。
封切になってから、もう随分経つのにと、少し驚きました。
案内の方に訊いてみますと、レディースデーであることと
もう上映が1日に1回しかないことで、この回にお客様が
集まるのだということでした。
なるほど、です。
お話は、先週観た『藁の楯』と全然違って、悪い人は
一人も出てきませんでした。
長い年月をかけ、「大渡海」という名前の辞書を編纂した
人たちのお話です。
でも、コツコツと地道に毎日を積み上げていく中に
本当に大切なものが、育まれていくのだということを
気付かせてくれる大変いい映画でした。
原作は、2012年度の本屋大賞第1位になった
三浦しおんさんの作品だそうです。
三浦さんの作品は、まだ3冊しか読んだことがないので
是非これも、読んでみたいと思いました。
『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp