日曜日、トレーニングがてら六甲山を5時間ほどうろついてきました。
桜もすっかり葉桜になりましたね、でも私満開の桜の花より、新緑の青々とした葉桜の方が好きだったりします。
それと、今落ち葉が多いですね、これは常緑広葉樹が葉を落とす時期だそうです。
どのコースにしようか考えながら、とりあえず摩耶山を目指すことに
ところどころ、登山道が雪が降ったように白くなっていて
桜の花びらで辺り一面白くなっていました。
山つつじが、満開で見ごろ。稲妻坂・天狗道を摩耶山目指して、えっちらおっちら[E:run]
天気予報では
晴れだったのに
生憎の曇天で
吹く風も冷たい。
久しぶりに
好きな場所を
のぞいて見ましたが
神戸空港も霞んでる感じです。
天気が良ければ
関空、生駒山、和歌山まで
見渡せるのですが。
そうこうしながら、摩耶山掬星台に到着。一向に天候回復の兆しなし、雨が降らないだけよしとしますか。
ここで地図を広げ、コースを決めました。
穂高湖を回り、シェール道を通り森林植物園を抜け、再度公園を経由し太子道のコース。
穂高湖、曇りで寒い。
シェール道から徳川道へ合流、さすが徳川の名前だけあって、広くて歩きやすい道です。
この徳川道、少し調べて見ると、正式名称は「西国往還付替道」。
阪神電車の石屋川駅近くから、明石市大蔵谷までの8里27町9間(約34キロ)で道幅は平均2間(約3.6メートル)であったそうです。
徳川道は江戸時代末期に、幕府が兵庫港を開港するにあたり開港場付近の外国人と、西国街道を行き来する諸大名・武士との衝突を避けるために、突貫工事で作らせた迂回路だったそうである。
しかし、幕末の混乱で徳川道の完成は公表されることもなく幕府は崩壊、明治新政府によって神戸の居留地だけを迂回する道路が作られ、西国街道のバイパスは完全に忘れ去られて行くことになるようです。
そしてこの忘れ去られた西国往還付替道が再び注目されるのは、六甲山を拓いた外国人達とそれに刺激を受けた日本人達が、改修した登山道に徳川道として登場するようです。
調べて見ると歴史と関係深い徳川道、この34キロ一度歩いて見たいが・・・。
森林植物園に入ります。以前は入り口に入園料を入れる箱があったのですが、今はこの道の先に小屋があり、おじさんが居られ入園料300円を徴収していました。
せっかく入園料を払ったので、お池のほとりで小休止、おなじみのチェロスとコーヒー。
洞川湖畔を通り、仙人谷を抜け再度公園へ到着。
立派なログハウ「再度風楽山荘」があります。このログハウス六甲山の緑化事業の一環として作られたものだそうで、中や周りで皆さんくつろいでおられました。
ゆっくりしたいのですが、午後の部の予定があり時間の余裕もなくなり、太子道コースもあきらめ市が原経由で帰宅することに変更。
布引貯水池を通り、堰堤下の普段は水のない、「五本松かくれた滝」も前日の雨で迫力の水量です。
布引の滝上部の、見晴らし台で私を追い抜くマウンテンバイク、チラッとお顔を拝見すると西嬉のお客様であるK氏、太子道から高尾山辺りをまわってこられたそうです。
ロード・マウンテンどちらもこなすK氏、カッコイーですね。
急いでお家に帰って、午後の部はリベンジ海遊館、こちらは女将が書きます。
この日も登山道脇で、バーベキューをする団体がありました。
火の後始末は確実に!
『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/