事業仕分け第2弾で、その存在が明らかになった、運転免許の更新時に配られる教則本、年間1400万部という驚異的な数字で、ダントツのベストセラーだ。
あの、1Q84が数百万部なのだから、1400万部がいかに凄い突出した部数か容易に想像できる。これが毎年である。
写真は兵庫県の更新時講習の時に配られた物。
全日本交通安全協会が発行した物が3部、兵庫県交通安全協会が発行した物が5部(これはどれもページ数の少ない薄い物、封筒も含まれる)、それとエコドライブを訴えるチラシ。
全日本交通安全協会と兵庫県交通安全協会の物には、内容に重複する部分もあるようで、お互いに連携すれば省略出来そうに思われる。
先月、更新時講習を受講した神戸市中央区で飲食店を営むNさん(45)によると、講習時に使ったのは2冊だけで、ページ数にして3・4ページだったそうだ。講習の大半はビデオを見ることで、主要な所はOHPで前面に写しだされていてテキストは無くても良いのでは・・・、Nさんは続けてこう言っていた「知らずにベストセラーの本を買っていたのですね(笑)」
『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/