今年は、暦の関係でいつもより長い6日間のお盆お休みをいただきました。
大将は、例によってお山に行っていましたので
私はお留守番をしながら、あちこちにお出かけをしました。
まずは、神戸ハーバーランドumieのモザイク東側の岸壁で、8月11日から22日まで開催されている
『 スプラッシュファンタジア ミラージュ 』 という水と光と音の映像体験を見に行って来ました。
始まる1時間ほど前に会場に着いたのですが、小雨が降っているというのに
すでに大勢の人が集まっていました。
これだけの人混みの中ではカサは危ないので禁止だとスタッフの方がメガホンで言っていらしたので
用意していたタオルを頭から被って始まるのを待ちました。
ふと後ろを振り返りますと、観覧車の方まで延々と続く人たちにビックリしました。
軽快なディスコミュージックに乗って、英語まじりのDJさんがスタートを告げると
ドッカーーーンと上がった水柱に、会場が大きくどよめきます。
何しろ海辺なので、お水は無尽蔵にあります。
その水を使って、ドッカン、ドッカンと揚がる水柱や霧状に広がった水の幕に
プロジェクションマッピングでサメやエイや、様々な模様が映し出されては消え
まさしく、めくるめくイリュージョンに、息を着く間もありません。とても綺麗でした。
が、良い事ばかりとは限らないのが世の常で
打ち上げられた水柱は、一定の高さまで行くと、当然ながら重力に従って落ちてきます。
ザバーーー!
大袈裟ではなく、ものすごい量の海水が
バケツの水をひっくり返したように、頭の上から降ってくるのです。
風向きによって毎回ではないのが、せめてもの救いでしたが
高く水柱が上がる度に、周りで 「 来るぞ、来るぞ、来るぞ、キターーー! 」 的な叫び声が上がり
私はバッグを胸の前に抱き、スマホとデジカメをシャツの下に入れてタオルの下で身を屈めました。
ザバーーー!
もう、さっきまでの小雨など比ではありません。
周りのカップルや若い方々のグループなどは、水が掛かる度にテンションが上がるらしく
どんどんイェーイ!になって行きました。
私はさすがにイェーイ!は言えませんでしたが、充分に楽しいイェーイ!な時間でした。
< 祈りの幕が下りる時 > < 鎌倉ものがたり >
別の日には、映画を見に行きました。
湊川公園にあるパルシネマでは、1200円でなんと2本立ての映画を見ることができるのです。
『 鎌倉ものがたり 』 は今年の2月にも見たのですが、大好きでもう一度見たいと思っていましたし
『 祈りの幕が下りる時 』 は、見たいと思いながらも時間が取れず
見そびれていたので、ちょうど良かったです。
映画が終わった後には、映写室も見学させていただきました。
中の様子が撮影禁止だったのは残念でしたが、35ミリのフィルム用の大きなリールのついた機械と
最新式のデジタル式の機械が並んでいたのは、とても興味深かったです。
デジタル用はともかく、フィルム用の映写機がある風景は
いつか見た映画の 『 ニュー・シネマ・パラダイス 』 のようで、とても感激しました。
< インクレディブルファミリー >
そして、また別な日に見た3本目は
2004年に見た 『 Mr.インクレディブル 』 の続編、 『 インクレダブルファミリー 』 です。
この日は、映画自体の人気もあるでしょうが、年齢や性別を問わず
誰でもが割引を受けられるサービスデーだったこともあり
空席を探すのにも苦労するほどの混雑ぶりでした。
映画は、前作同様スピーディ―で目が離せないアクションシーンを織り交ぜながら
家族愛を描くお話で、楽しかったです。特に、まだちゃんとしゃべれもしない可愛らしい赤ちゃんの
空前絶後なパワーにはワクワクしました。
振り返ってみますと、今回見た映画のどれもが、形はそれぞれ違いますが
どれも家族愛がテーマだったような気がします。
『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/