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切り絵作家の成田一徹先生が63歳で急逝なさってから、
この10月でちょうど3年が経ちました。

その先生の切り絵展が神戸ビエンナーレ2015の一環として
市役所の市民ギャラリーで2週間だけ開催されていると
聞き、行って来ました。

切り絵は、グラデーションの一切入らない世界で、そこにこそ
物の本質が極まっているとDVDの中の先生が、懐かしい
少し早口な口調でおっしゃっているのを聞いていると、
また涙が出そうになりましたが、先生が表現された
「 神戸が神戸であった時代 」 の作品を会場内をゆっくりと
2周しながら堪能しました。

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見終わった後は、エレベーターで24階の展望台に登ってみました。
南側を見下ろしますと、眼下に前日の夜に訪れた東遊園地が見えます。

上からだと輸送用コンテナがどのように配置されていたのかがよく分かりましたし、
目を凝らすと入場ゲート前の広場に立っている 「 輝く人 」 の姿も見えました。
昼間に見ると太陽の光を反射しいる様子は、まさしく 「 輝く人 」 でした。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/