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今年もお盆休みは、楽しく実家に帰っていました。
まず最初の予定は、中学・高校時代の友人たちとのミニ同窓会です。

一緒に過ごしたのは6年間だけで、卒業してから、その何倍もの年月が過ぎました。
それでも、彼女たちに会うと、一瞬にしてその頃の気分に戻れるのは
一体どんな風な活動が、脳みその中で起こっているのだろうと思いました。

イメージでは、記憶の入った大きなタンスの引き出しを、大急ぎで次々と開けて
中身を床の上に広げている感じですが、大将に否定されるまでもなく
きっと違うのでしょうね。

タイムスリップは、去年と同じ中華料理屋さんで始まり
その後も場所を移して、終電近くまで続きました。

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翌日は母と2人でお買い物に行き、お誕生日(1月生まれ!)や
母の日(5月!)のプレゼントを、やっとやっと買ったり、
久しぶりに外でお茶を飲んでおしゃべりをしました。
陽射しが弱くなる夕方を待って、お墓詣りにも行きました。

普段は、なかなかのんびりとする時間もないのですが、
実家に帰って、全力でダラダラしました。
一眼レフのカメラを持って帰っていたので、
お庭のノウゼンカズラに来た黒アゲハの写真を撮ったり、
読もうと思って随分前から買っていた本を広げてウトウトしたりしました。

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夕方には妹が家族で帰ってきたので、食事の後にみんなで花火をしました。
線香花火ぐらいはしたことがありますが、途中で色が変わる手持ち花火や
美しい火花を上げるドラゴン花火の進化には、ただただビックリしました。

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翌日の夜は、花火大会でした。
山間で上がる花火は、轟音が谷間に こだましてすごい迫力です。
でも、何ということでしょうか!
開会のご挨拶が始まる少し前から、パラつき始めた雨が
開会と同時に、目を疑うほどの豪雨になったのです。

まるでシャンプーハットを使っているようだった傘から滴り落ちる雨のしずくは、
持参していたリクライニングチェアの背を伝い、すぐにイスの上に溜まって
下着を濡らすほどになりました。
車に避難すれば、そのイスは、もっと濡れて座れなくなってしまうでしょうし
トランクを開けてイスを仕舞ったりするには、雨足があまりにも強すぎました。
諦めて、仕方なく無粋な雨にブツブツと文句を言いつつも
目の前に次々に上がる花火には、大きく感動しました。

大事な一眼レフは、ずっとバッグの中に入れていたのですが
雨が少し小降りになった後半、150枚ほどだけ撮りました。
なかなか上手には撮れませんでしたが、それでもコンデジで撮るよりは
ずっと安定した画面を捉えることができました。

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お休みの最終日は、いつものようにお店に行って翌日からの営業の準備をしたり
お店のお買い物に出掛けたりして、昼間を過ごしました。

そして夜は、以前、西嬉のお客様と一緒にご来店いただいた
今年でオープン10周年になるというソン・フィルトルさんへ、
美味しいフランス料理を食べに伺いました。

鱧や鮎は、ウチのお店でもお出ししますが、アレンジが違うと
こんなにも違うお料理になるのだと、丁寧に盛り付けられた一皿一皿を
驚きを持っていただき、大満足な夜でした。
ご馳走さまでした。

たくさんの楽しい時間を過ごしたので、また頑張って働こうと思いました。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/