2

1 

先日の日曜日、西宮にある兵庫県立芸術文化センターへ
ピッコロ劇団の創立20周年記念公演 『 お家さん 』 を見に行って来ました。

私は本が大好きで、眠る前などに少しずつ読むのを
1日の最後の楽しみにしています。
この 『 お家さん 』 を読んだのは、今からもう3年前のことになりますが
1年間で読んだ40冊ほどの中で、一番夢中になった作品でした。

ですので、舞台化されるというニュースを聞いた時から
この日を、とても楽しみに待っていました。

3

4

お話は、神戸を舞台に、明治から大正・昭和にかけて
三井物産や三菱商事を凌ぐほどの年商を上げながらも
昭和の初めに倒産した巨大商社、鈴木商店の女主人、お家さんの
フィクションを交えながらの一代記です。

原作は、上下巻合わせて900ページほどの大作です。
それがピッコロ劇団の舞台では、客演に女優の竹下景子さんを迎え
2時間半あまりに凝縮されていました。

終わった後、すごく体力を消耗した気がしたのは
お家さんの波乱万丈の人生を、舞台上で一緒に体験したからかもしれません。
大変、濃い一日になりました。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp