Photo Photo_2

お友達と一緒に6月2日(日)まで神戸のハーバーランドで開催している、
『 フェルメール 光の王国展 』 を見に行ってきました。

ここに展示されているフェルメールの作品は、本物ではないのですが
最新のデジタルマスタリング技術によって、当時の色調とテクスチャーを推測し
原寸大で所蔵美術館と同じ額装を施したものが展示してあるそうです。
この技術は、「 リ・クリエイト 」 と名付けられていると書いてありました。

今までにも何度か、フェルメールの作品を見たことがありますが
こうしたリ・クリエイト作品は、本当に色鮮やかで驚きました。
しかも、現実問題としては、おそらく不可能な
世界のあちこちの美術館または個人に収蔵されているフェルメールの
全37作品を、描かれた年代順に見るということができました。

Photo_3 Photo_4

展示の最後には、デジタルリマスタリング手法によって蘇った色の比較や
この時代には、ワインのデカンタやホウキなど、日常の品々を
恋や不貞の象徴として絵の中に描き込むことが好んで行われたと
絵の中の小物が持つ意味を解説してあるコーナーなどがありました。

ここでは、フラッシュさえ焚かなければ写真撮影は可能だということでしたので
たくさんの方がカメラや携帯でお気に入りを写しながら
熱心に絵を見ていらっしゃいました。

Photo_5 Photo_6

また昨日は、6年ぶりに執り行われた 『 楠公武者行列 』 が、湊川神社から
新開地やハーバーランドを抜け、元町商店街を練り歩くという日でした。
この行列は、神戸ゆかりの楠正成公が、隠岐から戻ってきた後醍醐天皇を神戸で
お迎えし、京都へ先導した煌びやかな姿を称えて再現されたものだそうです。

1 2

次々と目の前を通り過ぎていく武者行列を、沿道のところで見ていました。
馬には、県知事さんを始めゲストのあおい輝彦さんや
神戸の親善大使、スマイル神戸のお嬢さんが乗っていらっしゃいます。

その中に、あっ!西嬉のお客様を発見しました!
つい、嬉しくなって手を振り、気付いて下さったところをパチリ。
いつもありがとうございます♪

Photo_7 Photo_8

その後にも、絢爛な衣装をまとった舞人の方々や
道楽太鼓や荷鉦鼓などの雅楽隊の行列が続きました。

風は爽やかでしたが、気温は27℃ぐらいあったのではないでしょうか。
その中を重い鎧兜や歩きにくい衣装を身に着け
行列なさったのは、さぞかし大変なことだったと思います。
お疲れ様でした。

Photo_9 武者行列は、神輿2基、馬30頭、騎馬武者や騎馬女房、
稚児や人力車など、総勢600余名の
壮大な一大時代絵巻でした。

1日の内に、全く種類の異なったものを
目にすることができて
大変有意義な日になりました。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp