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奥穂に沈む太陽

山に囲まれた、おわんの底のような涸沢は午後3時になると日が沈みます。

2009_039sss ちょうどお昼に涸沢ヒュッテに到着し、このまま北穂まで登ってしまおうかとも思ったのですが
「涸沢の紅葉が見たい」が今回の主目的、今日はヒュッテにお世話になることにしました。
とは言え、本格的な紅葉にはまだまだ早く、
少し黄色く色付いたぐらい、涸沢が紅葉で赤く染まるのは10月の連休あたりでしょうか。

ここ泊まりと決まれば、
[E:beer]ビールが飲みたい[E:sign01]

受付をさっさと済ませ、荷物を置きテラスへ
ビールとラーメンに持ってきたおにぎりでお昼ご飯。
ちなみに、ビール¥800、ラーメン¥800です。
ビールが高いか、ラーメンが安いか?

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少し色付き始めた紅葉を眺めながら、昼食をすませここから後はテラスでのんびり、持参したウイスキーを飲みながら写真を撮ったり、同席の人とおしゃべりをしたり、山ならではの楽しい時間です。

茨城県から仲間と来ていたお母さん、ちょうど母親と同じぐらいの年齢、がんを患い手足に少々不自由があるのだそうだが、全くそんな事を感じさせない明るい楽しい方で、
こんな風に歳を重ねられたら良いねと思う、素敵な方でした。
また何処かでお会い出来ればいいなぁ。

そして、もう一組はご夫婦で来ていた30歳ぐらいの、まだまだ新婚さんのような二人。
ご主人は大学の研究室で、ざっくり言うと超伝導の研究をしているそうで、理科系大好きな私としては色々と面白い話を聞けました。
そんな中で印象に残ったのが、「お医者さんは直接一対一で人の命を助けることが出来る、研究者はその研究が実用化されれば一度に沢山の人を救うことが出来る」
それで研究の道に進んだと言っておられた、一日も早く研究の成果が世に出る事を楽しみしています。

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この日は午後になってもガスが出ず、いつまで経っても底の抜けた青い空

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午後3時過ぎ日が沈んでしまった涸沢は、一気に気温が下がり寒くなってきます。
涸沢ヒュッテのテラスでかれこれ4時間、景色と会話を楽しみ気が付くと夕食の時間

2009_078sss この日の宿泊者600名、それにテント泊で食事だけの人もいるので何人が食事をしたのでしょうか。

食事はご覧の通りの内容、勿論ご飯と味噌汁はおかわり自由、近年益々豪華になっていく気がします。  

食事が終わって別段する事もなく、昨夜はほぼ寝ていない状態なので、とりあえず寝る事にしました。
定員200名のヒュッテにこの日の宿泊者は600名、一枚の布団に3人寝かされます。
どうせ夜は寝れないだろうから、先に寝てしまおうと考えたわけです。
到着が比較的早めだったせいか、部屋へは一番乗りだったので壁際の端っこをキープ出来たのですが、やはり超窮屈でも早く寝たお陰で何とか睡眠時間は取れました。

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深夜0時、目が覚め外に出てみると満天の星、早い時間には月も出ていたそうですがこの時間は月もなく星だらけ、写真では分かりにくいでしょうが、普段神戸の街中で見る夜空の3倍いや5倍は星があります。
2009_088sss 暫らく星空を楽しんだ後、寝床に戻ったのですが少しウトウト起きの繰り返しで、寝れないので乾燥室に干していた服を取り込んだり、トイレを済ませたりうろうろごそごそしていると、朝食の時間
4時過ぎに始まった朝食を一番に済ませ、荷造りをして日の出の時間を待ちました。

《その3に続く》

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp