Ggsav8hn いよいよ四つ目の難所、摩耶山への登りです。
市ヶ原から摩耶山掬星台までは、今年行なわれた国体の山岳縦走のコースになっていたため、整備されて歩き易くなっています。
この坂を登りきれば、後は多少のアップダウンを繰り返しながら最高峰の一軒茶屋に向けて緩やかに登っていき、その後宝塚に向け下りて行きます。

それでは出発しましょう。
縦走の中で一番きついと言って良い登りの前半の稲妻坂これを登り切った所、学校林道との出会いが全行程のちょうど中間地点になります。続く天狗道を登りきって、やっと摩耶山掬星台に到着。時間は12時45分。Wmy_hlgq

ここでは、毎年ボランティアの方々がレモネードを提供してくれます。「あと少しでレモネードが飲めるぞ」これが辛い登りの励みになり、不思議とこれを飲むと、回復して元気が出るんですねー。ありがとう。

小休止を済ませて再出発、オテル・ド・摩耶の前を通り過ぎアゴニー坂を下った所で、一旦車道に出ます。自然の家を少し過ぎた所で再び山道に入るのですが、ここから三国池の手前で、再び車道に出るまでが少々辛い登りになります。みんな無口です。

再びしばらくは、車道を歩きます。
六甲山ホテルを過ぎてしばらく行くと、六甲山郵便局の方達が、毎年甘酒をふるまってくれます。いつも楽しみにしています。ありがとうございます。
その先記念碑台を過ぎた所を右に曲がり、六甲山小学校の横を通り、ゴルフ場の真中を突っ切って六甲ガーデンテラスに着きます。ここであったかいラーメンとおにぎり、缶ビールを一本で元気を取り戻し、再スタート。

この後、東六甲分岐点までは山道と車道のどちらを通行しても良く、少しでも登りが少なく近い方を選んで歩きます。
一軒茶屋を過ぎ、東六甲縦走路分岐点手前の最終チェックポイントへ15時40分到着。

ここから五つ目の難所、ゴールの宝塚まで標高差約800メートル、距離約15キロを一気に下ります。
これまで約40キロを歩いてきた足に、この下りはとても長く辛い道程です。
大平山を過ぎた所で例年、ドコモが携帯電話の無料貸し出しをしているのですが、今年はやっていませんでした。大谷乗越を過ぎた頃、暗くなってきたためヘッドライトを点灯。その後も無口な集団は高度を下げながら、ようやく塩尾寺(えんぺいじ)にたどり着き、ここからゴールまでは舗装路と住宅地を抜けて行きます。
もう足の裏が痛くなってきていて、舗装路は辛いです。Cd_lesys

そして18時09分、いよいよゴール!!! 長い長い13時間04分でした。
応援、嘲笑ありがとうございました。

Okhbse22 これが、完走認定証と記念の小さな盾です。

前編はこちら

西嬉 HP http://www.nishiki.ecweb.jp